ニュース等を見ていると為替デリバティブ取引を行った企業が失敗して倒産してしまったと言う事です。かと言って銀行側と交渉を行っても場当たり的な対処ばかりで根本的な解決には至りません。もしも損失を出し続けてどうも出来ない状況をそのまま放っておくと最悪の場合は倒産となってしまいます。
利益だけを求めて、銀行側が言う通りに銀行は信用して大丈夫だからと根拠の無い自信のまま為替デリバティブをスタートさせてしまったら困った事態に陥ってしまうかもしれません。銀行とのやり取りはなかなか難しい物が有りますし、個人や企業単位で相手をするには無理が有ると思いますので、必ず為替デリバティブで困った場合には専門知識がある人に相談して対処してもらう様にしましょう。その知識も持たないで始めてしまい、困った事になってしまったら弁護士等の専門家に相談しましょう。
もしも契約時に充分な説明をしてもらえてなく、書類を渡されてあとは読んでください的な感じで取引を行っていたのであれば、取引の内容がどうであれ契約を解除してもらえる可能性があるそうです。その辺の事もしっかりメモしておき、相談の時の資料にしておきましょう。法律上、銀行側が話し合いだけで顧客の損失を補填する事は禁止されているそうです。
素人が簡単に儲けられる様な取引では為替デリバティブが無い為、ちゃんと損失を出さない為には複雑化した金融知識を持っていないといけないのです。ですから損失補填禁止対象外となるADRや訴訟を起こして銀行側に補填してもらうと言う形を取るのが望ましいみたいです。
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