顧客と取引をして莫大な手数料を上げなければならなくて、為替デリバティブのリスクをしっかり把握してない人にまで売り込んでしまっている傾向も見受けられると思います。こうして書いてみると利益の為に売っている人が悪いんだと思ってしまいがちですが、それを買う顧客側にも今まで別な投資をしていて失敗をしてそれを補てんする為にギャンブル性が高いけれどリターンは高い為替デリバティブに手を出してしまうのではないかと思います。契約した人にも自業自得的な部分がある事も確かなのです。
双方の考え方が有ってやっている事だと思いますが、売る方も買う方も慎重にしてお互いに充分納得して契約させるし、契約する事、責任を被せない様な考え方を契約者側も持つ様にしていきたい物ですよね。しかしこうした売る側の悪いポイントとしては、リターンを大きくする為にリスクも平気で大きくしてしまう所に有ると思います。為替デリバティブを売っている人はどういう考えを持って売っているのでしょうか。
人はどうしてもリターンの方に目が行ってしまい、そこまでリスクに関しては考えないのが普通だと思います。ですから単純に説明不足の金融機関側だけが悪いと言う事ではなくなってきます。
多少のリスクは承知しているけれども、今はそんな事を言っていられる場合ではないと契約してしまう事も多いのです。もちろん金融機関側はこうした商品が有るので、金融機関の利益の為に売らなければならないと言うノルマを持っているのでしょう。
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