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為替デリバティブを利用して稼ぐ!

為替デリバティブを理解し、効率的に稼ぐ

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損をしてしまう構造について

ここでは為替デリバティブが損をしてしまう構造について解説します。

例えば現在の為替相場が1ドル100円だとします。
そこから以前に為替デリバティブの取引開始時でストライクプライスを1ドル110円として、購入単位を10万ドルとしていた場合、契約者は毎月銀行から行使期日に110円×10万ドルで1,100万円を支払ってドルを購入する事になります。

毎月この1,100万円を支払うのは大変です。今月買ったドルを直ぐに円に換えて翌月の購入資金を調達する事になるのですが、現在の相場が先ほど言った様に1ドル100円だとすると、100円×10万ドルで1000万円にしかならず、買った時と100万円差がついてしまい、100万円分損をしている事になります。

この100万円は自分達で補てんする事となり、更に翌月また銀行から10万ドルを買わなければいけなくなる訳です。もちろん円安となっていてストライクプライスよりも円安傾向である場合、1ドル120円としましょう。

この場合は100円×10万ドルになる訳ですから1200万円に円転出来る事となりますので100万円の利益を得られる事になります。先ほどの話に戻りますが、1100万円で購入して1000万で売ると言うのは一瞬で100万円を捨ててしまうと言う事と変わりませんよね。それが円高傾向が続く限り、または契約期間が終了するまで続く訳ですからたまった物ではありません。円高になればなるほど損失は増え、契約者側は泣きを見る事になってしまうのです。これが為替デリバティブで損失を出してしまう構造ということです。


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